第三回 箕面ビール:インペリアルスタウト
超久々にこちらの酒ブログの更新だ。
普段はアメコミブログ書いてます。
少なくともこっちよりは更新頻度が多いので、アメコミに興味のある方は是非どうぞ。
ってなわけでお酒紹介。
今回紹介するお酒は
「箕面ビール:インペリアルスタウト」
だ。
実はこれ買ったの5月なんだよなあ。
インペリアルスタウトとは、箕面にある醸造所「箕面ブリュワリー」で作られている地ビールだ。
中でもインペリアルスタウトはビール界のオスカー賞ともいわれているBIIA似て金賞を受賞したほどの好評化を得ているビールであり、早い話が世界クラスのビールだ。
そんなビールを、今年の4月頃に買いに行こうとしたら、既に作った文はすべて売れており、入手不可能になってしまっていた。
ところが、5月に東京でとあるイベントに参加することになり、ゲストで小説を書くことになった。
真面目な小説を書くなんて年単位で久しぶりだし、初めて参加するサークルさんなので挨拶代わりにとビールを持って行くことにした。
その時醸造所まで行ったら、なんとインペリアルスタウトが販売されているではないか。
どうやらキャンセル分が余ったのでその余ったぶんをここで販売しているそうだ。
というわけで、幸運な事にインペリアルスタウトを飲むことが出来た。
これが、インペリアルスタウトだ。
机が汚いのは許して欲しい。
なんというか、真っ黒なデザインだ。
黄色の箕面ビールのロゴがアクセントになり、このデザインは結構好きかも。
なお、限定版にはおさるの絵が描かれたりしているらしく、いかにも箕面って感じのデザインとなっている。
前置きはどうでもよいので、早速飲んでみる。
一見コーラのような見た目だが、しっかりとビールだ。
泡をすするとビール独特の苦味がある。
香りは、どこか普通のビールよりも甘い感じがする。
で、気になる味だが、普段飲んでるビールよりも味がどっしりしてる感じでなかなか美味い。
重いということなのだろうか。ぐいっと飲めることは飲めるのだが、従来のビールよりもヘビーな感じがする。
そして苦味もこちらのほうが強い感じだ。
しかし、香りは甘く、鼻で嗅ぐ味のイメージと実際に飲む味のイメージにギャップが生じる。
骨太な味だ。
黒ビールって実は初めてのんだけど他の黒ビールもこんな感じなのだろうか?
おつまみだが、良く分からなかったので色々用意してみた
貝紐、チョコ、炒り豆、スルメ。
感想だが、個人的にはおつまみいらないかも。
ビールそのモオの味が強く、口の中にコクが残る感じであり、その味を楽しみたいのなら本当に不要だ。
強いて言うなら口の中が苦くなるのが嫌なら、チョコレートをかじる程度でよい。
苦味がなくなるから。
ネットで検索したらシチューとか出てきたので、もしかしたら晩御飯の時に飲んでみてもいいのかもしれない。
第二回 銀河交響曲
まえがき~読み飛ばしても良い話~
約三ヶ月ぶりの更新だ。
実のところを言うと、ただなんとなく書き始めようと見切り発車した挙句、よく考えたらお酒のうんちくを語るにしてもほんの数回くらいでネタが尽きてしまう事に気づいたんだ。
文章を書く練習なのにそれでは意味が無いとして、わずか2回でこのブログは打ち切りになってしまった。
しかし、なんかまた書きたくなっちゃったので、知っている知識や思い出話を絞り出してまた書き始めることにした。
今の文章力との比較にもなるしね。
普段は↓を書いています。
チビチビと酒でも飲みながら読んでいただければ幸いだ。
また気が向けばお酒ブログも書いていくかもしれないので、見かけたら読んでやってくださいな。
今度はいつになることやら。
ここからが本題
前置きが長くなったが、お酒の紹介をしよう。
今回紹介するお酒は「銀河交響曲」だ。
銀河交響曲は、黄桜から販売されている日本酒だ。
黄桜といえば、日本でも有名な大手酒造メーカーであり、CMでもよく見かける人は多いだろう。
銀河交響曲は、日本酒は日本酒でもスパークリング日本酒であり、炭酸が入っている。
つまり、シャンパン感覚で味わえるのだ。
去年の暮に近くの酒場に足を踏み入れた時に販売されており、ここ最近日本酒を飲んでなかったし、小瓶一本700円だったので買ってきたのだ。
シャンパンのようにコルクで密封しており、おっかなびっくりコルクを抜いた。
あの抜けた時の音はいつ聞いても良いものだ。
なお、既に瓶は処分しているので写真はない。
ツマミが欲しくなる辛口と炭酸の味
で、気になる味だが、中々どうしてさっぱりとした味だ。
確かにシャンパン感覚で楽しめたが、味は日本酒だ。
口の中にしみじみと日本酒の味が炭酸とともに広がる。
味は少し辛口であり、飲みやすいからとグイグイ行くと、なにかおつまみが欲しくなる味だった。
というわけで、たくわんの味噌漬けを冷蔵庫から引っ張り出し、チビチビやりながらポリポリかじってました。
チビチビやってたのが災いし、炭酸が抜けてしまい、普通の辛口のお酒になってしまったが、それはそれで美味いし、問題はなかった。
洋風、和風、どちらも合う
今回のおつまみはたくわんだったが、シャンパン感覚で飲めるので恐らく洋風のおつまみでも美味しくいただけると思う。
チーズとか合うんじゃないかな。
なんにせよ、炭酸を味わいたいのであればしみじみ飲まずにクイッと言ったほうが良いかもしれない。
友達と一緒に一本を味わおうとしたら調度よい量なので、スパークリング日本酒を堪能できるかも。
第一回 アードベッグ
さて、今回から改めて酒飲み初心者の知っている知識を書いていくわけだが、栄えある第一回は、初めて僕が買ったお酒、アードベッグについて語っていこうと思う。
このお酒は、僕が初めて買い、後悔し、そして最終的に一番好きになったお酒だ。
わかりにくいと思うがこのブログの背景は、アードベッグをグラスに入れた写真を掲載している。それくらい思い出深い酒だ。
というわけで、僕が知っているアードベッグの味や香り、そして個人的な思い出なんかを語っていこうと思う。
■僕とアードベッグ
僕とアードベッグの出会いは、今より少し前に遡る。
当時の僕は22歳。お酒なんて買ったことなく、カッコつけたかった年頃だ。当時は小説も書いてたし、ちょっと遅目の中二病をこじらせていたとおもってほしい。
そんな時、ちょっと背伸びして高いお酒を買ってみたくなり、チャットで知り合った酒飲みが趣味の人に、
「クリスマスに初めてお酒を買いたいんだけど、何がいいかしら」
という質問を送ったら、
「人を選ぶけど、アードベッグなんてどうかな?」
という答えが帰ってきた。
「人を選ぶ」というキーワードに惹かれ、早速近所の酒屋を駆けずり回り、安く売られているアードベッグを購入。
3800円と、まずまずのお値段。
早速グラスに氷とアードベッグをなみなみと注ぎ、香りをかぐ。
…正露丸だこれ。
当時、本当にそんなことを思った。
アードベッグの紹介文を見ると、スモーキーだのピートがどうのこうのだの、興味を引くワードが沢山あるが、酒飲み初心者にとってはただの正露丸という印象しかなかった。
人を選ぶってこれか。と思いながら、グラスに口をつける。たしかに強烈だが、嫌いな匂いじゃないし、そこまでひどくはないな。と思い、グラスを傾けた。
当時は酒の飲み方なんて微塵も知らないので、とにかくビールの容量でぐいと飲んでしまった。
むせた。強烈な匂いとアルコールが喉に染み付き、胃が熱くなった。
正直な感想をいうと、この時点でかなり後悔していた。大人しくドンキホーテで売ってたワイルドターキー(コーラとセットで1000円以下だったはず)にしておけばよかったと。
と、まあ、これが僕とアードベッグの出会いだ。
↑アードベッグの瓶と中身。ウイスキーには珍しい淡い色合い。当時はロックで飲んでました。
■正露丸の香りと、まっとうな美味さ。
ここからは、アードベッグの味や香りを紹介していこう。
香りはまあ、冒頭で説明した通り、正露丸の香りだ。ほかのサイトでもやはりみな等しく正露丸だと言っているし、僕もそう思う。
しかし、味の方は今あらためて飲むと、非常にうまい。
小説を書いてたくせに上手く表現できないが、この正露丸の香りが、何か別のものに変化していく感じだ。
飲み方を知り、準備をし、チビチビとストレートで飲む。そうすると、アードベッグの本当の味がわかってくる。
強烈で、ジーンとくる味なのだが、濃い飲み物を飲んでいるのではなく、「ウイスキーを飲んでいるんだな」という気にさせてくれるのだ。
いろんなサイトに書かれている抽象的な表現はしない。なぜなら僕はまだそんな様々な味や香りなんか味わったこと無いからだ。
もう少し飲み慣れればわかってくるのかもね。
■ストレート、もしくはロックで飲むのが美味い
味に慣れればストレートで飲めば、その強烈な味わいが楽しめるが、初めて飲む場合はロックでゆっくりチビチビと飲むほうが良いかもしれない。
そのほうが、アードベッグとはどんな味なのかわかることもできるし、その味が強すぎるなら、氷で溶けて水割りになっていくので、薄まった状態で飲むことができるからだ。
反対に、合わない飲み方といえば、コーラで割って飲むことだ。
コーラの甘さとアードベッグの薬臭さは、あまりよい相性とはいえない。飲んで悶絶した。
諦めきれずに、今度はCCレモンを混ぜて飲んでみたが、こっちもひどい。強烈な味にCCレモンが完敗して妙なアマ苦さのある糞不味い飲み物へと変貌を遂げた。
飲み干したが、もうあんな飲み方はしたくないな。
■おつまみ
アードベッグは、独特の香りがあるとはいえ、ウイスキーには変わりがない。よって、ウイスキーにあうつまみなら間違いなくあう。
僕個人のおすすめはビターチョコだ。強烈な味をチョコが優しく包み、口の中をリセットしてくれる。
しょっぱいものが好きなら、ビーフジャーキーや焼き鳥といった、コンビニでも買えるおつまみがおすすめ。こっちも美味い。
と、少し長くなったが、これでアードベッグの紹介を終える。
多少人を選ぶお酒、アードベッグ。僕はアードベッグが選んでくれたみたいで、非常に美味しくいただけた。あなたはどうだろうか。是非試してほしい。
お酒に興味を持っている人が、買おうというきっかけになったら幸いだ。
ウイスキーの飲み方
趣味でインターネットをしていると、色々と知り合いが増える。
三年前に知り合った人のすすめで、お酒に興味を持ち、様々なお酒を飲むようになった。
そして、徐々にお酒の味や香りもわかるようになってきて、好みのお酒も出来た。
そこで、せっかく色々なことを教わり、お酒の味も分かり始めてきたので、文章を書く練習も兼ねて、お酒に関する蘊蓄を色々と語っていこうと思う。
まだ酒飲みの初心者も同じであり、色々と至らぬところもあると思うが、どうかよろしくお付き合い願いたい。
第一回 ウイスキーの飲み方
そんなわけで、第一回目は、ウイスキーの飲み方だ。
初めての頃を思い返してみると、ウイスキーというお酒は非常にとっつきにくいお酒だった。ビールしか飲んだことないような自分の舌には、非常に辛い飲み物であり、カッコつけで飲んでいたようなものだった。
しかし、徐々に飲み慣れていき、ウイスキーのキツさに慣れていくと、それぞれにきちんとした香りがあり、微妙な味の変化があることがわかった。そして、今ではすっかりウイスキーを愛飲するようになった。
だが、やっぱりお酒初心者にはウイスキーは飲むのは少しむずかしい物なので、美味しく飲める飲み方を紹介していく。
水割りやロック、コーラなどで割って飲む
「ウイスキーはニート(ストレートの意味、無職のことではない)で飲むべし」という言葉がある。ストレートで味わってこそ、香りや、味がわかるという意味だ。
これは確かに間違っていない。高いお酒をコーラで割るのは非常にもったいないし、水で割ると香りが薄まり、台無しになってしまう。
できるならストレートで味わいたい。
しかし、初めて飲む場合、味云々よりもアルコールの強烈さが喉を支配し、味なんてわからない。そうなってしまったら、非常にもったいない話だ。お金払ってるのに苦しい思いをするなんて罰ゲーム以外の何物でもないし、ウイスキーが嫌いになってしまう。だから、飲みなれるまではハイボールやらコークハイにして飲んで、ウイスキーの味に慣れていこう。
ウイスキーを本格的に味わいたくなったのであれば、水割りや、ロックで飲み始めよう。ロックは最初はストレートの味わいが楽しめ、時間が経つにつれ水割りの味が楽しめる。
なお、ウイスキーの瓶は冷やさなくてもよい。常温で味わおう。
ビールと同じように飲まない
ウイスキーが嫌いになる原因の一つとして、間違った飲み方をしてしまうことが挙げられる。
ビールと同じようにグイグイ飲もうとすると、アルコールのキツさしか記憶に残らないものだ。
ウイスキーのアルコール度数は、ビールの4~5倍ほどある。そんな酒を一気に飲もうとすれば、カルピスを原液で飲んでいるようなものだ。かなりキツい。
ウイスキーは、舐めるようにチビチビ飲むの事をおすすめする。
味を楽しみ、香りを楽しめるウイスキーは、飲む以外にも楽しみ方はあるのだ。
炭酸も含まれていないので、ゆっくり飲んでもビールみたいに気が抜けないし、大体20分位かけて飲むのが好ましい。
お酒の回転が早く、どんちゃん騒ぎをする宴会ではあまりおすすめできないお酒だが、静かなバーでゆっくり飲むには、最適なお酒である。
水を飲んで口の中をリセット
ストレートで飲むのであれば、チェイサー(水)を用意するのも忘れてはいけない。
何度もいうが、ウイスキーはきついお酒だ。よって、飲み続けるとアルコールがたまり、あっという間に酔いつぶれる。
なので、水を飲んでアルコール度数を薄めなければならないのだ。
また、チェイサーには口の中をリセットするという意味も含まれているので、チビチビ飲んで、水をぐいっと飲む。これを交互に繰り返して飲んでいくことになる。
この飲み方はストレートの時だけでよい。ハイボールやコークハイの時は割って飲んでるので香りをリセットする必要もアルコールを薄める必要もない。
ビールと同じ感じで飲んでもよい。
まずは、こんな所だ。
あとはおつまみや会話を楽しみながら、ウイスキーを楽しんでほしい。
ビールと違って馬鹿騒ぎするのにはあまり向いてないかもしれないが、かっこいい大人を演出できる渋いお酒だ。
最初はカッコつけで飲んで、慣れてきたら改めて味を楽しんでほしい。
それまでは高い酒を買うのはもったいないので、安酒で慣れていこう。